2021/4/27   3.5/7MHz SSB/CW/AM トランシーバー 

 TS-520のVFOや部品を活用して作りました。

 周波数    3.5~3.8MHz 7.0~7.2MHz
 電波形式  CW,SSB,AM
 出力     4W(AMは1W)
  専用リニアアンプを接続して50W(AMは12W)
 電源     12V~13.8V
 消費電流  受信時160mA,送信時1A
 サイズ    250mm×250mm×90mm
 重さ      2.7Kg

1.TS-520のVFOの改造
 こちらへそうぞ


2.ケースの工作
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3.回路図
 送信部系統図

 受信部系統図

 ジェネレーター回路図

 3.5MHzコンバーター回路図

 7MHzコンバーター回路図

 ファイナル・コントロール回路図

4.クリスタルフィルター工作
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5.各回路について
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6.内部,外部の写真
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7.周波数カウンタ

 秋月電子の8桁周波数カウンターキットというもので,
オフセットマイナスでも使えるので採用しました。
 このカウンターはノイズが出ます。送信音にハムが乗ります。
乾電池で動作させるとハムが消えたので平滑回路を挿入しました。
100uFとTR用のジャンクOPTをチョークトランスとしました。
ほとんどハム音は聞こえなくなりました。
 VFOの出力は20dBほどのアンプを入れました。下の写真がそのアンプです。

  表示周波数合わせ
これが大変ややこしい
 周波数カウンタの取説をよく読んでいただいて,
OFFSETをマイナスにして,シフト値を12.501.500ほどにします。
発振器を使ってSSBモードで受信します。
私は正しい周波数の発振器を持っていないため,
メーカー製の受信機と並べて受信しました。
メーカー製の表示周波数が正しいとして校正します。
 まず7MHzです。同じ音程になるようにダイヤルを回します。
同じ周波数表示になるようにシフト値を入れ直します。これが面倒。
 次に3.5MHzですが,シフト値はいくつもメモリーできません。
ですから,3.5MHzはシフト値で合わせることはできません。
3.5MHzOSC発振器の周波数をいじるしかありません。
12.395MHzクリスタルにパラに接続されているトリマで調節します。
同調コイルのコアの位置でも周波数が変わるので要注意です。
 でもいくら頑張っても一番左の桁は「7」のままです。

8.専用マイク
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9.専用リニアアンプ 
 
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10.専用Keyer
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