nanoVNA-H4の使い方

 たまにしか使わないと使い方を忘れるので記録する



充電 付属のUSBコードでPCにつなぎ充電する 充電中は充電LEDが点灯する

電源 スライドSWを右に動かして電源を入れる
 その右のSWはジョグボタン ジョグホイール 左右に動かすとポイント周波数を動かすことができる
 HOME MENU 電源を入れて画面をタップすると右側にメニューが現れる。
  一番下が CONFIG の画面が HOME MENU
  一番下が ←BACK の場合は ←BACK をタップして 一番下を CONFIG にする

TORECE
 034種類のグラフがある 初めはTORECE0だけで良いかも
 HOME MENUDISPLYTRACE
 TRACE0~4 の前の□のチェックを外すとグラフが表示されなくなる

周波数設定 
 HOME MENUSTIMULUSSTART 5、0、k とタップすると 50kHzが設定される
 STOP     5、0、M とタップすると 50MHzが設定される

キャリブレート 
 HOME MENUCALIBRATERESETCALIBRATE
  PORT1OPENを付けてOPENをタップ
  PORT1SHORTを付けてSHORTをタップ
  PORT1LOADを付けてLOADをタップ
  PORT2LOADを付けてISOLNをタップ
  PORT1PORT2に接続してTHRUをタップ
  DONEをタップ
  SAVE 06のいずれかをタップ
 ※「同軸ケーブルの長さ測定」と「SWR測定」等はPORT1だけしか使用しないので、ISOLNTHRUは省略できる

同軸ケーブルの長さ 
 ①周波数設定
   STOP周波数を60MHZにした場合の最長表示は32.72m
   STOP周波数を20MHZにした場合の最長表示は98.98m
 ②キャリブレート
 ③短縮率入力
  HOME MENUDISPLYTRANS FORMTRANSFORM OFFをタップしてONにする
  →LOW PASS IMPULESをタップして
⦿にする →VEROCITY FACTER 67%なら6,7、ENTと入力
 ④CHANNELの確認
  DISPLYCHANNELCHANNEL S11(REFL)  S21(THRU)ならタップしてS11(REFL)にする
  →FORMAT→□SWR □にチェックを入れる チェックが入っていればそのまま
 ⑤MARKER設定
  HOME MENUMARKERSELECT MAKERMARKER1
 ⑥同軸ケーブルをPORT1に接続
  画面上に先端が尖った山の曲線が表示される
  画面の左上に表示されている文字がS11 SWR 出ないと山は表示されない
   S21 SWRの場合 HOME MENUDISPLAYCHANNEL S21(THRU)をタップS11(FEFL) に変わる
   S21 LOGMAGの場合 HOME MENUDISPLAYFORMAT→□SWRをタップ
   S21S11に切り替える
  曲線のピークが見えない場合は
   HOME MENUDISPLAYSCALESCALE/DIV 7くらいを入力する
 ⑦本体の右上にあるダイアルでマーカーを山のピークに合わせる
  画面右上にケーブルの長さが表示される
 ⑧設定の保存
  HOME MENUCALIBRATESAVESAVE06

アンテナのSWR測定
          
 ①周波数設定(21MHzを例として)
  HOME MENUSTIMULUSCENTER21M  SPAN3M
 ②キャリブレート
  HOME MENUCALIBRATERESETCALIBRATE
  PORT1端子 OPEN SHORT LOAD DONE SAVE
   (SWRの場合PORTを使用しないのでISOLNTHRUは省略)
 ③スケール設定
  HOME MENUDISPLYSCALESCALE/DIV0.1
  1番下の横線がSWR1.1、2番目の横線がSWR1.2
 ④マーカー設定
  HOME MENUMARKERSELECT MARKERMARKER1
 ⑤S11(REFL)の確認
  HOME MENUDISPLYCHANNEL S11(REFL)を確認する
  S21(THRU)ならタップしてS11(REFL)
 ⑥DISPLYFORMATSWR
 ⑦SAVE
  CALIBRATESAVESAVE06

フィルター測定 
 ①周波数設定
 ②キャリブレート(ISOLNTHRUは省略できない)
 ③S21(THRU)の確認
  HOME MENUDISPLYCHANNEL  S11(REFL)ならタップしてS21(THRU)にする
 ④FORMAT→□LOGMAGをタップしてチェックを入れる
 ⑤PORT1PORT2の間にフィルターを挿入する
 周波数帯域と挿入損失が波形で確認できる

RF
プリアンプ測定 
 フィルター測定と同様
 ※PORT120dBぐらいのアッテネーターをいれ、RFプリアンプのインプットをつなぐ
  PORT2にアウトプットをつなぐ
  周波数帯域と利得が波形で確認できる

NanoVNA-App
 PCにインストールし、PCで操作できるようになる
 Log Mag dB S11 S21 のところをクリックするとグラフの種類を選択できる