1.5mのロッドアンテナを2本使ったアンテナです。
5.4m長の玉網の竿 をポールとして利用しています。磯玉網セットとして売られているもので,元径が26.5mm,先径が14.8mmのカーボンロッドです。これの特徴の第一は安価(2,480円),次に軽量(実測で550g)。欠点は縮ませたときの長さが1m10cmもあることです。山登りのときは杖代わりにしています。
以下の写真の様なものを工作して,ロッドアンテナを先端に取り付けられるようにしました。,エレメントは45度の角度をつけました。エレメント自体の重みでしなるので,実際には120度ほど開きます。 ロッドアンテナは例によって「ミズホ通信」のものです。
ラワンの角材を工作して作りました。
FCZ研究所のスーパーバランを利用しています。製作途中の写真を入れておきます。
2003/07/19 北西方面に開けている近くの公園へ出かけてテストしてみました。アンテナは5.4mHigh,出力3Wで運用してみました。30分で9局と交信出来ました。各局ともFBなレポートをくれました。お手軽アンテナとしては十分な出来と思いま した。
2003/07/20 鋸山で移動運用してみました。久々に山歩きをしました。所要時間1時間15分。海抜0mから一気に300mまで登るので,以外にきついです。この日は8エリア方面が開けていました。平地の強力な局にはかないません。所詮ダイポールアンテナのQRPであることを思い知らされました。
南アルプスの塩見岳(3052m)山頂移動のJA7TKH/0と交信出来ました。TNX。もちろん59-59です。お互いにDPおよびFT-817での交信でした。 このアンテナは本格的な山岳移動で威力を発揮できそうです。なにしろ設営が簡単ですから。
2003/07/20 記